2016-11-28
予防医療の専門家は誰か?
皆さん、こんにちは。
先日、仲良くしてくださっている薬剤師さんとお会いした時に、
「薬局はこれから予防医療の分野を求められているけれど、
果たして私たちが予防をアドバイスしていいものか、甚だ疑問」と
おっしゃっていて、私も同感、と意見交換しました。
最近、栄養士も薬局勤務しているようですが、これまた栄養士が患者が唸るような接客、存在価値を出しているかも疑問ですが・・。
私も「予防」における薬剤師ができることって何だろう、って思います。
薬局で、血液検査なんかをしてくれるようになり、私も時には利用しています。要はそこでアドバイスをくれるわけですが、う~ん、「そのくらいの知識は私でも知ってる」ということが多い。
それ以上の何かを教えてくれようとすると、やはり医師なんでしょうか。
と思って、知人の医師に「どうやったら病気にならないかの専門家って医師?」と聞くと、
「医師は、病気を治すのが専門家。病気にならないようにするには、には専門家ではない」という返事。
さて、予防の専門家とは誰なのか。
そもそも、専門家というにはその領域の専門知識を持っているということだから、誰がそれを学んでいるのか。
やはりはっきりしませんね・・。
これから「薬局」がどう生き残るかに対して、まずは国民が求めている内容を、「なんとなく出来そうな役割」をくっつけてみただけでしょうか。
これから考えてみたいと思います。
西鶴