薬剤師を楽しもう!

地図の読める女

名古屋に住み始めて、早いもので2か月が経ちました。

この2か月、愛知、岐阜など色々な調剤薬局に訪問させて頂いているのですが…
私はさっぱり、地理が分かるようになりません。。


薬剤師さんの希望勤務地をお伺いして、その周辺で求人中の薬局を
探すときも、恥ずかしながら地図とにらめっこ状態です。


しかも!
東海地区は本当に「車文化」なので、公共の交通機関では
なかなかたどり着けないお客様が数多く…。
初めて訪問する薬局へたどりつくまで、私にとっては一苦労です。


先日、初訪問の薬局へ、西鶴と同行していた時のことです。
電車を乗り継ぎ、バスに乗り換え、曲がりくねった道を進み、
すっかり方向感覚を失ったところで、下車。
目立つ建物もなく、道を聞こうにも歩いている人もおらず。
私は持参していた地図から、なんとか目的地へ向かう道を探そうと苦戦していたところ…

「本田さん!太陽があっちに沈んでいくから、目的地はあっち!」

なんと、西鶴は地図も見ずに、太陽に向かってぐんぐん歩き始めたではありませんか。

驚くべき原始的な発想!

かなり不安でしたが、とりあえず後に続いたのところ…なんと目的地にすんなり辿り着きました。


聞けば、西鶴はあらかじめ地図を頭にインプットしておいて、
自分が進んできた道(電車、バス乗車中も含め)を頭の中でシミュレーションしているんだそうです。
なので、あとは東西南北が分かれば間違いなく目的地に辿りつけると。

ちなみにそういう場合の東西南北は、
「山」とか「川」のような、地形を見て方向を判断するそうです。
ただし、愛知県は高い山があまりないので、「太陽」を目印にしたんだとか。


理屈を聞けば納得できるのですが、あの時はびっくりしました。。

確かに、海外旅行へ行っても何故か絶対に道に迷わない私の友人も、
同じことを言ってました。

でも頭の中でシミュレーションなんて、私には、到底ムリです。
と、いうことは…
わたしはどうも、空間認識能力に乏しい、「地図の読めない女」のようです。

…外回りの多いこの職業には、致命的ですが…。

地理に詳しくなると共に、少しずつトレーニングしていきたいと思います。。


       本田@名古屋オフィス

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