こんにちは。
最近、新聞でよく目にするようになったニュースで、「ウェアラブル端末で健康管理サービス」とやら。
医薬に直接関係ない、いろいろな大手企業が、このサービスを、企業の健保組合相手に始めています。
ウェアラブル端末は、ソニーとかタニタが販売していますよね。
私もそろそろ買ってみようかな、と思っているところです。
脈拍や血圧、その他いろいろ自動でチェックできるらしい。
それをクラウドコンピュータで管理し、産業医や栄養士がチェックしてそれぞれの社員に、
「このままじゃヤバイよ!」とか「あと●kg体重落とせば●●病が防げる」とか「食事を変えて」とか
健康アドバイスするらしい。
健保組合は赤字がほとんどだから、これはいいサービスですね。
さて、薬局はどうかというと、皆さんの勤務している薬局でも最近は特に、
「健康アドバイス事業」に乗り出していると思います。
処方箋調剤だけでは大きく減収になっている業界ですから、枚数増やすには、
未病のうちから顧客囲い込み運動を始める必要はありますし、またかかりつけ薬局になって
たくさんの処方箋を持ってきてもらわねばなりませんよね、当然の動きです。
ただ私思うに、こんなにIT化してきていて、薬剤師にいろいろなアドバイスもらわなくても
今では自宅で血糖値も計れるし、ウェアラブル端末で血圧等の管理もタイムリーにできるし、
遠隔管理してくれるサービスも既に出てきたし。
となると、わざわざ薬局店舗に行くという、面倒くさいことをしてまで、
「薬剤師」が付加価値で出してくれるものは何なのか・・。
弊社も当てはまりますが、それは「対面でないと困る」ものなのかどうか。
「対面でしかできないこと」を私も頑張りたいと思います。
西鶴