皆さん、こんにちは。
最近、「薬剤師」ってどう?!・・・とつくづく考えさせられることが多く、
薬事日報社さんへのコラムも、このブログも、何をどうコメントしようかと
混乱気味でした・・。
●今年の国家試験のこと
ウワサで聞いていることかと思いますが、
今回の国家試験、大変な低レベル合格率みたいですね・・。
ただ、それも、どうやら偏りがあるようで、歴史ある「既存大学」については、
例年通りの合格率のようですが、低偏差値大学(といっても、50超えてる大学がすでに少ないですが・・)については、
新設校含め、半分くらいの合格率??
国家試験が難しくなったわけではなく、結局は「地頭=学力レベル の低さ」が原因のようです。
ゆとり、とかそういった問題ではありません。
もともと、国家試験が受かるようなレベルの学生ではない、ということのようです。
・・・よく薬学部に入れたって?
いえいえ、最近の薬学部の偏差値は、平均的な文系大学よりもうんとレベル低いです。
偏差値30代、40代ですもん・・。
ということで、私は薬学部はもう終わったな、と思うこの頃です・・。
4年制の看護学部急増の中、薬剤師の未来も、レベル高い看護師に置き換わったりして・・。
●調剤報酬の改定のこと
今回、どこの会社もかなりの痛手のようです。
お聞きする話、皆さん「厳しい」という話で、ほとんどの会社が減収減益見込み。
社員の給料が上がらないのはもちろん、社長の報酬は見事に減らさねばなりません。
その次のポイントは、会社が存続できるか、ということです。
M&Aがたくさん起こってますが、それも3月までのこと。
4月以降、売る社長さん方も、高値では売れず、売り上げの小さい会社では、
買い手もつかず、黒字倒産が起こっている状況です。
Drはどうすんでしょ・・。院内に戻す?!
ということで、薬剤師も、薬局も、もはや、のるかそるか、の状況になりました。
この状況で、まだ環境をわかってない薬剤師がいるようですが、
今回の改定を見て何も気づきのない薬剤師は、もはや労働市場において、
不要な人たちでしょう・・。
薬学生にキャリア教育をしている私は、最近、憂鬱です。
本来ならば、学生に明るい未来を語らねばなりませんが、今年はより深刻に、
「薬剤師として早く自立すること」を伝えねばなりません。
西鶴