薬剤師を楽しもう!

自分のキャリアは自己責任

皆さん、こんにちは。

9月に入り、今、全国の薬局・ドラッグストア・病院さんで研修依頼をいただき、
毎日飛び回っております。
秋は、研修シーズン。
冬の繁忙期の前にスキルアップや、また今春入社した新人のフォローアップもこの季節。

そんな中、私が最近何度も繰り返しているのが、
「自分のキャリアは自己責任」という言葉です。

40代以上の方はおわかりでしょうが、昔、日本は「終身雇用制度」が一般的で、
一度会社に入社したら定年まで面倒みてくれる、クビになることはない、が普通でした。
それが、15年ほど前から様子が変わり、リストラの開始、成果主義の導入等、
まったく違う働き方が要求されるようになりました。

私は薬剤師業界もまったく同じで、今、このような大変化が起ころうとしています。
終身雇用、は当てはまりませんが、今まで「薬剤師側」に雇用の主導権があったのですが、
今は、「雇用側」に主導権が移っています。
あまり多くの要望をすると、「イヤなら辞めろ」という態度に雇用側は出ます。
大昔は、「薬剤師に辞めてもらっては困るので、要望通りにするよ」という会社もありました。
でも今は違います。

そして、来春からいよいよ実力評価制度を導入する会社も増えてきそうです。
薬剤師としてのスキル(知識、技術)、をシビアに評価されるようです。
6年制が出てくるから、ということではなく、
もう薬剤師側の要望に合わせられない程、経営環境が厳しくなっている、ということです。

さて、そうなったら薬剤師側にも求められる「自己責任」。
自分はどんな人生を送りたいのか、よかったら再度よく考えてみて下さい。
その自分の考えに合わせ、お仕事を選んでいただきたいと思います。
モーレツに働きたいのか、どうしても年収アップしたいのか、
休みを重視し自分の趣味を充実させたいのか、家族を第一に考え働きたいのか・・。

私は、お考えを整理すること、お手伝い致します。
ぜひ転職する前に、気軽にご相談下さい。
世の中は変わりつつあります。


                          西鶴

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