薬剤師を楽しもう!

薬剤師向けキャリア研修を、薬剤師講師が担当してほしくない理由②

こんにちは。

日頃から、日経DIを読んでいらっしゃる方々が多いと思われますが、今月の特集、見ましたか!
「薬剤師のここがダメ」 特集記事。

とうとう、薬剤師という職業について、いろいろダメ出ししているのは、私一人ではなく、日経DI誌までもがこのような特集を組むようになりました。
それに私はビックリ!

記事を読むと、いかに薬剤師がダメか、ということがツラツラと書かれており、何だか読んでる私が反論したくなったくらい・・・・。
真に頑張っている薬剤師の皆さん、非常に憤りを感じるでしょうね。
でも、「実はうちにもいるんです、ダメ薬剤師が・・・」なんて声も聞けましたが(苦笑)。

最近、九州地区の薬学部を訪問しました。
宮崎の新設校は120人の定員を、来年は200名に増やすらしい。新校舎建設中。
長崎にも出来るらしい、熊本は既に新設された・・・、なんてことで、薬剤師過疎地域に続々と薬科大学が出来てますね。

そんな大学の先生方と話してて話題が重なったのが、「キャリア教育をしっかり始めたい」ということ。
「今後、より一層<医療人教育>が大事になるので、早いうちから進路を考えさせ、医療人として働く<志>を持たせたい」、というようなことです。

大学側はこのような状況のようですが、私はくれぐれも雑誌に言われているような「ダメ薬剤師」「中途半端薬剤師」が、「卒業生だから」、などという理由で、出身校で「薬剤師」を語らないでほしい、と切に願います。

大事なことは、「国民は、どんな薬剤師を望んでいるのか」という視点です。
<今>の薬剤師像を語っても、何の意味もありません。
「薬剤師という憧れの職業」、はこれからつくっていくものだと、私は思います。

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