こんにちは。
さて今回は「転職」を考えてみたいと思います。
皆さんは転職経験はありますか?
世の中で、一年に転職する人の数は、300万人だそうです。多いですよね・・・。
皆などんな理由で転職してるのでしょうかね。
私は初めて転職したのは、今から9年前。
当時はまだ転職というと、「我慢できないヤツ」とか「飽きっぽいヤツ」とか、いいイメージはなかったと思います。私の親も「あんた、上司に失礼なことでも言ってクビになったんでしょ、正直に言ってごらん」というなんとも驚きの発言がありました。
それほど、当時は珍しかったんですね、転職って。
私は転職したきっかけは、某大手派遣会社の海外就職セミナーに参加してから。
その頃「香港・シンガポールで働こう」っていう、今考えればあれは派遣会社のキャンペーンだったのか
と思うくらい話題のテーマで、私もそのテーマに惹かれて参加しました。
(私も当時シンガポールで、世界を股にかけて働きたかった!)
そのセミナーで講師をされたのが、その派遣会社の海外現地法人の女性社長。
今でも覚えていますが、
「日本人は自分に投資しなさすぎ。日本以外の国では、無駄な残業はせず、仕事をさっさと終えてスクールに通う」
「年収を上げる転職をするのが成功、年収が下がる転職は失敗」
「日本人は仕事とプライベートの区別がなさ過ぎる」などなど
強烈なセミナーに私は圧倒されました。
それをきっかけに、私の考えも変わった気がします。
日本国内、それも一会社で評価されてるからといって、他社でも通用するとは限らない。
なら、どれだけ自分が世間に通用するのか試してみたい!と思うようになりました。
(でもこれって表裏一体で、一会社で評価されてないと、他社でも評価されない可能性も高いですよね。勘違いはもっとまずい。)
28歳の私はリクルート社で営業職と企画職を経験し、顧客評価、後輩指導、会社への提案などを通じ、次の段階に進むべき時期が来た、と自覚してました。
そういう自分の「タイミング」ってあると思うんですよ、「今かな」「来た、来た今だ!」みたいな。
きっといい転職のタインミングってそういう時なのかなあ、と思います。
その後2年間中小派遣会社で支店立ち上げを経験し、トップマネジメントの重要性、会社のブランド作りの大事さ、経営理念を確実に経営に生かす、ことなどを経験で覚えました。
私にとって、この28歳から30歳の2年間が今の自分の基礎になっていると思います。
(仕事辛かった〜・・・、胃潰瘍にもなったし・・・。でも若かったから出来たのかな・・)
30歳過ぎると、自分の「得手不得手」みたいなものがぼんやり分かってきて、自分にはこれができるかできないか、ある程度自覚してる。
少しでも自覚すると、「これで独立してもムリだな」みたいなものが自分で計算できるから、結局は、何も変革、行動しない、というオチになりますわ。
ま、それでもやる人はやるんですけどね(笑)。
結局、夢を実現していく人の共通点って、「行動してること」ですね、何に対しても。
「自分の人生を心底大事にすれば」、そうなるんでしょうね、きっと。
だからこそ、自分の可能性を拡げる努力を、し続けるのでしょう。
仕事とは、自分探し、ですね、本当に。
皆さんは、今の仕事が、自分のキャリア人生にとって「どの位置」にありますか?
まだまだ、ファーストステージの途中ですか?
それとも一つ昇った、セカンドステージのどこか?
どの辺り?