薬剤師を楽しもう!

「患者志向」で働く薬剤師になろう!

薬剤師の皆さんへ

こんにちは。
すっかりこのブログも空いてしまいました・・。
最近は、薬局、病院での職員研修と、大学でのキャリア講義に追われていて
なかなかゆっくり落ち着いて業界全体のことを考える時間なくバタバタしておりました。

さて、最近つくづく薬剤師について思うこと。
それは、薬剤師は「患者志向」で働いているか、ということ。
今、看護師教育やコメディカル教育にも携わっていますが、
どの職種も、今まで私が見た薬剤師と違い、真に医療人としての職業観を持っているなと実感。

薬剤師さんの働く価値観って、大体において患者のことより、自分のことが優先されています。
「なるべく早く帰りたい」
「日曜は電話かかるの勘弁して」
「時間外はイヤ」等・・。

もちろん働く人としてはそう思うのは当たり前でしょうから当然理解できますが、
それを最後まで通すのか、それとも、目の前に患者がいる時には自分のことは後回しにするのか。
そこが違う点です。
薬剤師は、最後まで自分のことを優先する・・。
例え、自分の退職で、目の前の患者が困ろうが他の医療者が困ろうが、お構いなし。途中で患者、職場を放棄し、自分のラクな生活を優先する。
これでは薬剤師が軽く見られるのも納得です。
最近そんな場面を見ることがありました。

私は、こんな風に働く薬剤師を増やすわけにはいかない、とますます職員研修に気合が入ります。
薬学生にも、こんな薬剤師がいる、とこの事例を話すと、
「そんな薬剤師がいるんですか!?」と驚きと、落胆を感じています。

自分の仕事は何をする職業か。
「人生の安定のためのラクな職業」ではないはず。
こんな薬剤師の働き方に、全国で頑張る薬剤師が迷惑しています。

皆さん、薬剤師という職業を、真にプロ職業にしましょう!!
私は、頑張っている人が報われる職業にしたいです。


                            西鶴

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