皆さんへ
これから、薬剤師の新卒人数が減っていく予定だそうです。
偏差値が低すぎるのもありますが、国として薬剤師を増やすつもりもないと聞きます。
今、40兆円の医療費を、少しでも増加率を抑えることが国の緊急課題ですが、
そのために何をしていくのか、すでに分かっていることもあります。
●55000店ある薬局を半減させたい。
今の医薬分業のスタイルは失敗だった、と言われています。
分業によって薬局が儲かっただけ、という批判もあり、分業によって医療費が増加
したことはウソとは言えません。
薬剤師は、「私たちはそんなに給料もらってない」と言われるかもしれませんが、
この薬剤師の求人状況から初任給が30万まで上がり続けたのは間違いなく、確かに給料は高いのです。
●日本の薬剤師は数が多い
世界の主要国の薬剤師数を比べ、日本は本当に多過ぎます。
世界2位の数。
人口が日本の3倍の国アメリカより若干少ない程度です。
20万人を超えているのは日本とアメリカだけ。
その他の国は、10万人以下です。
●調剤補助・テクニシャンがいない
人数多い分、補助員がいません。
結局、外国は資格を持った補助員がいて、薬剤師の人数が少ない。
だから高度な仕事をするし、尊敬もされる。
日本は補助員制度がないので、外国の補助員の仕事もしているから
高度な仕事をする時間もない。
さて、日本の薬剤師は、そろそろこれでいいのか考えるべきではないでしょうか。
いつまでも、補助員の仕事に追われるのはおかしいと思います。
西鶴
記事投稿日:2014年11月21日 | 記事一覧へ