薬剤師を楽しもう!

「リフィル処方箋OK」時代になったら、どうなる?


皆さん、こんにちは。

「リフィル処方箋」時代がやってきそうですね・・。
4月からの消費税8%をはじめ、いよいよ医療費と介護、年金で国が倒れそうなので、
いろいろなところに手をつけねばならない時代になってきました。
先月の経済諮問会議で話題にされた「リフィル処方箋」。
もしこれが導入されたらどうなるでしょうか・・・。

●皆さんの勤務先の薬局が、「かかりつけ薬局」に選ばれるかどうか、の時代が始まります。

●薬剤師の職能は高められる?
 欧米では、いわゆる生活習慣病の患者が医療機関に行くのは年に数回で、
 その間は看護師が定期的にフォロー。
 日本でも、看護師がNP(ナースプラクティショナー)をつくるため頑張っていますし、
 既に看護師外来、に近いものをやっている病院もあります(大阪)。

 そのような動きを、薬局で薬剤師がやるようになるのかな?
 ということは、臨床の知識なくしてそのような対応はできそうにないですね。
 ・・・一層の勉強が必要!となりますか。

 
薬局業界全体の動きとしては、
医療機関の門前かどうか、近いかどうか、が主だった薬局を選ぶ時代から、
今度は、「自宅に近い」「職場に近い」「駅に近い」が選ぶ理由になりそうですよね。
・・・皆さんの会社、そのあたりの戦略はすでに取っている会社ですか?
いまだに、「完全門前スタイル」「OTCはほぼ売ってない」「広域処方せんが少ない」なんて状態、
ではないでしょうね??

ただ、リフィル処方箋をやる、となれば、全国の医療機関(医者団体!)の大反対は簡単に想像できるし、
それを突っぱねるだけの力が、この会議体にあるのだろうか・・。

国民医療費39兆円。
そのうち健康保険料徴収分23兆、足りないので税金16兆円投入・・。
税金は私達のお金。健康保険料も私達のお金。
この増加を少なくするため、私達はいったい何をどうしたらいいのか。

答えはわかってますよね。
皆な、自分が「利害関係者」だから答えを出さないだけですよね。
私は早く日本を脱出したいです(苦笑)。


                                     西鶴より

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