皆さん、今月号の日経DI、読まれましたか?!
・・・すごい特集でしたね~・・。
ここまではっきり、「薬剤師、どやねんっ!」ってコメントだらけの特集ってスゴイ・・。
私がビビったのは、医師会副会長のコメントと、病院の理事長のコメントです・・。
ホント、医療機関からの薬剤師不信、薬局不信を実感しました。
「門内薬局」って耳にしたことあると思いますが、病院の理事長のコメント通り、
どうやら門内薬局が現実のものとなるようですね・・。
これが始まると、門前薬局は要らなくなる?
最近、名古屋の第一日赤病院が分業始まり、その門前をみてみると、
全国の薬局チェーンがすべて勢揃い、といった事態になっています。
そうそうたる顔ぶれです!!
それもこれも、門内薬局が現実化すると思うと、・・・・本当に薬局業界は変わりそうです。
薬剤師業界は、結局、病院薬剤師が主役なのでしょうか・・。
来年の報酬改定も気になるところです・・。
このところ、薬局社長の億単位の高額年収、上場薬局の利益アップ等、つっこみどころ満載の
薬局業界。
点数下げは避けられないと簡単に想像できます。
薬局薬剤師が、在宅業務を真剣に取り組まない限り、どうやら外来調剤だけではもう仕事がなくなりそうです。
私が講演・レポート等で、「薬剤師をバッシングしている」「バカにしている」と時々、
思い込みの激しい薬剤師から誤解をされ悲しい限りですが、
薬物アレルギーの激しい私の人生に、薬の専門家である薬剤師の存在は不可欠です。
医師は、薬の名前を知っていても、基礎薬学は薬剤師の専売特許。
先日も、病状に合わず効きもしない抗生物質を出されかけました。
こんな特集を組まれる薬剤師業界に問題があります。
それは、患者をいかに薬物治療で治していくか、という職業使命を持ったプロ薬剤師の視点ではなく、
「調剤業務」という作業が好きな薬剤師が多過ぎるからです。
早く、薬剤師使命を理解するプロ意識の高い薬剤師に、置き換わらねばなりません。
薬剤師を国民に信頼される職業に。
心から応援しています。
西鶴より