薬剤師を楽しもう!

年収の地域差

こんにちは。
今回は、薬剤師の年収についてお伝えしたいと思います。
薬剤師の年収は、現在どういう状況なのかといいますと、
「地域差が激しい」、という状況です。

 ●関東都心部、関西都心部、中国地区都心部、では年収相場は下がりつつあります。
  要は、都会で働く薬剤師達、の年収ですが、一勤務薬剤師の場合、
経験3年  400万程度
経験8年  430万程度
経験13年 450万程度
 このくらいの年収が都心部の相場だと思います。

 ●一方、東海地区、地方、においてはまだまだ年収相場は高く、
経験3年  450万程度
経験8年  500万程度
経験13年 550万程度
 というくらいになります。
 ただ、これはあくまでも平均で、中には経験に関係なく、薬剤師免許に対しての年収かなと
 思うくらいの年収もあります。

ここまででお分かりのように、今は薬剤師の需給バランスで年収が決まっているわけです。
関東、関西にはたくさんの薬学部が新設されました。
今後はたくさんの薬剤師が輩出されてくるでしょう・・。
その際に、「薬剤師免許に600万」なんてあり得ない、というのは想像できると思います。

ですので、特に中高年薬剤師で、相場以上に年収がある方については要注意!
今から来るべき時代に備え、きちんと自分の実力を蓄積しておいて下さいね。
そして、薬剤師業界はとっても狭い業界なので、自分の評判は
地域で既にウワサになっているかもしれません。
そのくらいの自覚をしていないと、ある日本当に働くところがなくなりますよ。

薬剤師業界も、薬剤師が足りないから●●●万、ではなく、
薬剤師の実力に見合った年収、に今から変化します。
都心部は既にそのように変化していますが、今でも地方の薬局さんでも
評価制度が導入されているのを見ると、全国的にもうすぐです。

いつまでも「勘違い薬剤師」のままでいないように。
「会社組織」で働いているのをお忘れなく。
組織に貢献してこそ、の年収です。

ただ単に調剤業務だけ担当する薬剤師は、今からたくさん出てきますので、薬局側も強気です。
将来、若い子に負けない実力を磨いていきませんか!
皆さんで、激変する薬剤師業界を考えていきたいと思います。

                                   西鶴より

前の記事 : GW、どうされてましたか?
次の記事 : 名古屋というところの魅力・名古屋弁~あんかけスパ続編~