皆様、こんにちは。
すっかり秋。・・・このブログこ~んなに間があいちゃいました。すみません。
どこかで書きましたがジャーナリスト志望だった私は、最近「勝谷誠彦さん」のブログを読むのが日課になっていて、他人のブログは読むのに、自分のブログを書くのが後回しになってたという・・(苦笑)。
いけませんね・・・。
さて毎年10月は忙しくさせていただいております。
10月にせっかくオフィスにお越しくださった方にもお会いできずに大変失礼しました、申し訳ないです。
何にバタバタしているかというと、各薬局・企業が行う「新人フォロー研修」や、恒例となった自治体(熊本県)での「再就職支援セミナー」(要は転職できるための特訓セミナーです)に出向いておりました。
今回、そのセミナーの中で驚いたこと!
薬剤師の皆さん、「薬事法改正」「OTC販売自由化」をご存知ですよね!!!
・・・知らない人が大勢いることを知り、私は本当に仰天しました。
研修のたびにお話するのですが、3年後に世の中が大きく変わりそうです。
OTC薬はA・B・Cと3分類され、薬剤師がいなくても販売全面OKになるのです。
まあでも実際は、大阪市内繁華街など薬剤師がいなくて販売しているドラッグストアなど、
いたるところにありますがね。ま、今回は法律そのものでOKにする、というのが変化ですね、はい。
こんな驚くべき事態を、薬剤師本人が知らないのはなぜでしょうか?
そう、薬剤師は世の中のニュースを知らない人が多いのです。
「新聞、読んでないから」。
先月の「ファーマネクスト」誌にたまたま取材を受け、そこでも書きましたが、「社会人は日経新聞を読むのが常識!」「いまだに他の一般紙を読んでる人、替えなさい」と全国で伝えております。
大学を卒業し普通の企業に入社した人たちは、普通、上司や先輩から、
「朝、日経新聞を読んで来い」と指導されます。また社会人同士の会話でも、
「今日の新聞に○○な記事が出てたね」という会話でいう「新聞」とは、日経新聞のことなんです。
いきなり日経、でなくても、せめて一般紙くらいは読んでおいて下さい。
もしくは、せめて業界紙は目を通しておいて。
そして、今後医療費削減を目指し国が考えている「医療改革」では、何が起ころうとしているのかを
ニュースに目を通しながら、自分なりの意見を持って考えてほしいものです。
そうすれば、来るべき時代に「生き残れる薬剤師」になれるわけですから。